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ヴェイパーフライvsアディオスプロ

[2020.12.23]

今回はVAPORFLY、FUELCELL RC ELITE、ADIOS PROの比較を行います。比較は私がいつもジョグコースとしている下記の11kmで行います。前半上り、後半は下り基調のコースで、感覚的には最初よ1kmをアップ代わりに7-8割程度、つまりEペースで入り、それ以降はEペースよりやや上げて全体的にはMペース、ラスト1kmはフリーとしています。そのため、シューズの評価項目としては①最初の1kmのタイム、②平均ラップ、③ラスト1kmのタイムとします。

まず、VAPORFLYでは8回走行し、最初1kmの平均が4'04、平均ラップが3'42、ラスト1kmの平均が3'15でした。

FUELCELL RC ELITEでは3回走行し、最初1kmの平均が4'18、平均ラップが3'56、ラスト1kmの平均が3'43でした。

ADIOS PROでは2回走行し、最初1kmの平均が4'02、平均ラップが3'43、ラスト1kmの平均が3'17でした。

今回の私がとったデータではFUELCELL RC ELITEの一人負けでした。VAPORFLYとADIOS PROは引き分けでした。引き分けであれば、アディオスプロよりかなり以前に発売されたヴェイパーフライの勝ちと言えるかもしれません。どの世界でも第一人者のシェアを超えるには、それを上回る結果が必要ですからね。

ただ、ここからは私の主観ですが、アディオスプロの方がつま先で蹴れる感触がなく、これはいい意味で無駄に足を使わないことに繋がっているのではないかと思いました。そのため例えば20km以上の走行を行った際の後半の落ち込みはもしかしたらヴェイパーフライに勝てるのではないかと思いました。

前回記載したように、すでにアディオスプロでは最近困っていたアキレス腱痛がでないという恩恵を十分に得られておりますので、感謝しきりです。今後はアディオスプロでさらなるデータを取ってみようと思います。

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